よく、20~30代の患者さんが『80歳まで20本の歯なんて以外と残っているんじゃないですか?』と仰るのですが、平成23年歯科疾患実態調査の報告では、8020達成者が24.1%であり、80歳1人平均現在歯数は9.8本とされており、いかに歯を残し続ける事が難しいかがわかります。
特に歯を残す事の妨げになっているのが『歯周病』というお口の”生活習慣病”になります。
歯周病は歯と歯を支える組織におけるいろいろな病態の総称で、歯茎の出血から始まり最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病は日頃の食生活や飲酒、喫煙、ストレス、そしてブラッシング等と関係が深い生活習慣病で、はじめは自覚症状が有りませんが、気づいたときには重症化している事が多く見られます。