歯医者さんへの忘れ物
2017.05.17更新
現在、忘れ物ナンバーワンは証明書類で続いて有価証券、衣類、傘そして財布類の順(平成28年警視庁)ですが、、やはり梅雨の時期のみならず年間の忘れ物ナンバーワンのイメージと言えば傘だと思います。
その傘を忘れる場所ですが、電車の中、スーパー、役所、銀行や本屋さんなど様々な場所に忘れてきます。
一方、あまり知られていないのが歯医者さんへの忘れ物です。
それは傘ではありません、身体の一部になりお口の機能を維持、向上せるために必要であったはずの入れ歯や銀歯です。傘は雨の日には必要ですが、入れ歯や銀歯は、毎日の生活で必要不可欠な物です。
そんな入れ歯や銀歯を付けないで長い間が経過すると、どのようなことが起こるのでしょうか。
好物が美味しく食べられない、人前で話ができない、銀歯を入れる予定の歯が再びむし歯になってしまう、入れ歯や銀歯を付ける予定の歯の隣の歯が傾いてくるなど、様々なお口のトラブルが生じてきます。
忘れ物の傘はどのような経過をたどっても壊れない限り再び傘としてその機能を発揮できますが、歯医者さんへ忘れてしまった入れ歯や銀歯はオーダーメイドですので、その人以外ではその機能を発揮できません。ですから入れ歯や銀歯をその人のおの口の中で使用しないとそれを作った過程は全く無駄になってしまいます。
それは、地球資源の無駄使いにも繋がります。
その理由は、歯科治療で用いられる材料の何割かは地球資源です。例えば銀歯は貴金属ですし、入れ歯の材料は石油製品です。すなわち、入れ歯や銀歯を作ったらその機能が発揮できるようお口の中に装着することは、地球資源を無駄にせず有効に使うことになりますので、歯医者さんに忘れ物をしない、忘れたら早めに取りに(付けに)行きましょう。。
入れ歯や銀歯がご主人様を待っていますので、忘れ物をしたあなたへ
今なら間に合うかもしれませんので、すぐにかかりつけの歯医者へお電話してください。
あなたの健康を守るために!!
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